概要
作品応募期間 | 2013年6月1日~12月20日 |
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表彰式・シンポジウム | 2014年3月8日(土) → 「表彰式・シンポジウム」開催報告 → プレスリリース(PDF) |
主催 | 独立行政法人 防災科学技術研究所 |
後援 | 内閣府、文部科学省 |
協賛 | NTT 空間情報株式会社 |
全体講評
第4回防災コンテストでは、全国から80グループの応募(e防災マップ:53グループ、防災ラジオドラマ:27グループ)があり、自主防災組織や自治会をはじめ、生徒会や PTAなどの学校関係のグループ、NPOや福祉団体、さらにはスポーツ団体など、多様なコミュニティからの参加がみられた。地震・津波、水害、土砂災害などによるさまざまな自然災害リスクに対し、危険箇所の確認にとどまらず、子供の安全な避難、要援護者や帰宅困難者の支援、被災経験の記録や伝承など、防災マップやラジオドラマづくりを通じて具体的な地域防災活動につなげるための取組みが目立った。また、大学や高校など学校活動の一環として、まとめて複数の応募があるのは心強いが、コンテストに応募する作品をみんなで厳選して仕上げるというような取組みを期待したい。
審査の視点
- 地域の災害特性や防災対策の現状、地域課題について調査し理解していること。
- 地域のさまざまな関係者と協力しながら作品をつくっていること。
- 作品を活用し、地域の様々な関係者とコミュニケーションを図っていること。
- 地域防災上の新たな課題や改善につながるアイディアが含まれていること。
- 地域防災上の現状を見直し、新たな防災取り組みの提案となっていること。
- 作品として優れたもので、作品に含まれているメッセージが地域に伝わること。
審査委員
名前 | 所属 |
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中川 和之
(審査委員長) |
時事通信社 解説委員 |
臼田 裕一郎 | 防災科学技術研究所 災害リスク研究ユニット プロジェクトディレクター |
金納 聡志 | 内閣府 政策統括官(防災担当)付参事官(事業推進担当)付参事官補佐 |
千野 秀和*1 | NHK高知放送局 放送部アナウンサー |
長坂 俊成 | 立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究科 教授 |
早川 典夫 | 星崎学区連絡協議会 防災担当 |
西村 敏彦*2 | 一般財団法人損害保険協会 生活サービス部 部長 |
丸山 秀明 | 文部科学省研究開発局 地震・防災研究課 防災科学技術推進室長 |
*1:「防災ラジオドラマコンテスト」のみ
*2:「e防災マップコンテスト」のみ